スケジュール帳やダイアリーをお探しの方は、革製品の購入をぜひご検討ください。ここでは、様々な革製品に使用されている牛革の特徴や、革の加工方法についてご紹介します。
革製品には様々な種類がありますが、その中で最も利用されている素材が牛革です。仕上がりが美しく丈夫なのが特徴で、バッグ・ベルト・靴など様々な製品に利用されています。
牛革は、牛の性別や月齢によって名称や性質が異なります。ステアハイドと呼ばれる生後2年以上で出産経験のある雌の革は、厚さと強度のバランスがよく、最もポピュラーな素材です。カウハイドと呼ばれる生後2年以上で去勢済みの雄の革は、厚みが均一でキズが少ないことが特徴で、革が厚く丈夫なため、汎用性の高さも魅力といえます。
キップと呼ばれる生後半年から2年までの牛の革は、表面のキメが細かく強さも兼ね備えています。カーフと呼ばれる生後半年以内の子牛の革は、キズが少なく表面が滑らかなので最高級品として扱われる素材です。
全ての革製品は、「なめし」という工程を行います。なめしを行うことにより安定した革に変化し、素材として必要な強度と柔らかさが生まれます。
革というとイタリアやアメリカなど海外が有名ですが、輸入した皮から汚れや毛を取り除き柔らかくする技術者は日本にも存在するのです。なめしには複数の工程があり、大量の水が必要になります。
日本と海外のなめしは複数の違いがありますが、その一つとしてあげられるのが水質です。その他、なめし材も違いの一つで、日本と海外では使用する薬品が異なり、その違いが革の仕上がりにも影響しています。
革には複数の加工方法と仕上げ方法があります。加工と仕上げを施すことで、製品として完成します。
ここでは、代表的なものをいくつかご紹介します。
ヌメ革は加工されていない革で、うす茶色からベージュの色味が特徴です。
オリジナルそのものの風合いを楽しむことができ、使うほど馴染む革製品本来の魅力があります。
オイルレザーは革にオイルを含ませて仕上げる方法で、耐水性と柔軟性に優れた、しなやかで丈夫な革になります。
スエードは革の裏側を磨いて毛羽立てたもので、温かみがある肌触りが特徴です。
洋服・靴・バッグ・手袋など、様々な用途で使用されます。
革の表面にプレスで独自の模様をつけるのが型押しです。
ワニやヘビなど爬虫類を模した柄をつける際によく利用されます。
ボイルアマニ油やワニスを革の外側に塗布し、乾燥させた素材をエナメルレザーと呼びます。
エナメルレザーは光沢とツヤが特徴で、高級感のある仕上がりになります。
会社名 | 株式会社アクュード 英文表記: AQDO Incorporated. |
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URL | https://aqdo-shop.com/ |